9:00~12:00/14:00~19:00水曜土曜午後 日祝休診
インプラントは、歯を失ってしまった際に、顎の骨を削って人工歯根を埋め込み、その上に新しい歯を取り付ける治療方法です。入れ歯やブリッジのように他の歯に負担をかけることがなく、さらに根っこ部分からしっかり支えられるため、自分の歯とほとんど変わらない噛み心地を得られるのが大きなメリットです。一方で、保険が適用されず高額になり、さらに口腔外科手術が必要なため治療期間が長いというデメリットもあります。
当院の院長は、「日本口腔インプラント学会 専門医」「京都インプラント研究所 インストラクター」「国際口腔インプラント学会 認定医」を取得しており、さらに40年以上にわたるインプラント治療の実績を積み重ねてきました。これらの技術・知識・経験を総動員して、安全かつ満足度の高いインプラント治療をご提供しております。
インプラント治療を行う際は、必ず院内の歯科用CTでお口の状態を詳細に把握し、安全性や治療の進め方を確認します。さらに、パソコンで人工歯根を埋め込む位置・深さ・方向をシミュレーションしてから実際の手術を行いますので、ご安心ください。
部分入れ歯は、留め金がついているため目立ってしまうことが多く、さらに噛みにくい、外れやすいといったお悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。当院では様々な種類の入れ歯を扱っていますので、患者様一人ひとりに合ったものをご提案させていただくことが可能です。また、できるだけ精度の高い入れ歯を作るために2回型を取るようにしています。
総入れ歯にも金属を使ったものやインプラントを応用したものなど、様々な種類をご用意しています。現在お使いの入れ歯が外れやすい、しっかり噛めない、痛みがあるなど満足されていない方は、調整または作り変えで改善できることがほとんどです。合わない入れ歯を使用しているとQOLの低下にも繋がりますので、我慢せずにご相談にいらしてください。
欠損した両隣の歯に橋を渡すようにして人工歯を並べる方法です。保険適用の部分入れ歯よりは強く噛むことができ、見た目もある程度天然歯に近づけることが可能です。(保険適用と適用外のものがあります) ただし、ブリッジは両隣の歯を削らなくてはならないため、治療後に両隣の歯にかかる負担が大きく、将来的に虫歯・歯周病・抜歯のリスクが高まります。
BEFORE
AFTER
1本の歯をインプラントにされる場合は、審美的にも見た目が満足行く結果がえられます。 たとえ、人工の歯といえども、見た目は天然歯のように自然に感じられます。 またあごの骨が薄くなる心配もなく、ブリッジを入れるときのように健康な天然歯を削る心配がありません。
臼歯がなくなった場合、いままでは部分入れ歯を使用し、入れ歯のメンテナンスも必要でした。 インプラントの場合であれば、固定式の人工歯を入れますので、噛みごたえもあり、見た目も向上します。
左上大小臼歯部
上顎洞ソケットリフト
右上大臼歯部
右下大小臼歯部
解説:上顎左右とも長期にわたる良好な予後経過を期待して、所定の長さのインプラント体埋入のため、上顎洞底をわずかに挙上しました。その際のオペにはトラブル回避のため慎重を期しました。下顎で下歯槽管までの距離は十分でしたので、何のリスク・トラブルもなく処置を終え、上下左右とも順調に経過しています。本数が8本で総額240万円(税抜)でした。
解説:かなり虫歯も多く欠損もあり、噛み合わせも受け口状態でしたので、トータル2年半ほどかかりました。上顎は上顎洞底が低く、骨造成はなさらないということでしたので、 局部床義歯。下顎は十二分に骨長・骨幅が有りましたので、所定のインプラントを埋入し、 10年以上経過の現在もメインテナンスに来られています。5本の埋入で上部構造を含めて インプラント部分だけで150万円(税抜)のお支払いを頂きました。
メッセージ:安心・安全なインプラント治療には診査診断・綿密な治療計画・適切なオペ他が不可欠です。 できる限り、患者様の精神的・身体的・経済的負担を低減できるよう十分な相談の上、すすめたいと思っております。日頃の知識・技術の向上のため、過信と怠慢を戒めて。
歯を失った時の治療法として、インプラント、入れ歯、ブリッジがあります。 それぞれにメリット、デメリットがありますが、患者様の症状やご要望に合わせてご提案しています。